その４４　福岡旅行記

福岡在住の友人から今年の正月に「嫁さんと子供とわかれた」との連絡をもらいました。
すぐ飛んで行きたかったのですが、なかなか行けず、ようやく今週３連休に行くことになりました。
それも金曜（１０日）夜出発する予定が仕事を早く切り上げることは不可能
となり一日ずらして１１日出発１４日帰宅（午前半休）となりました。

旅行と言えば「寝台車」、寝台車です。と、言ってもわかる人はおらず
会社では変人扱い。今回は予約が遅く、Ａ寝台はとれずＢ寝台となりました。
Ｂ寝台でも￥３１０払えばシャワーは使える（ただし洗面用具はない）ので
少し我慢すれば良いだけのことです。

往きの寝台は「あさかぜ」を横浜から下関まで利用しました。
乗車してシャワーを浴びてノートパソコンでメールを作成。
その後は本を読みつつ寝ました。

目が覚めてみるとほとんどの乗客は降りてしまい、がらがらになってしまいました。

終点の下関に到着。普通列車に乗り換えて門司経由で門司港に行きました。

門司港では九州鉄道記念館に行きました。
今回の旅では「宮本武蔵」を読んでいましたので巌流島にでも行けば良かったのですが
混雑が予想され今回は見送りました。

門司港を後にし、小倉からモノレールに乗ってラーメン屋（魁龍本店）へ。
小倉にあるのに「久留米ラーメン」なのが不思議ですが、新横浜でもおなじみの
店の本店なのです。
味は新横浜と同じで少々残念？でしたが、新横浜同様においしかったので良かったです。
今回の旅行の目的は「友人宅へ行くこと」なので、特に観光とか考えていなかった
ためにローカル線の旅へでました。
と言っても寝てるだけ．．．の話なのですが。

その後、待ち合わせの博多南で友人と再会。夕食後、温泉に入って寝ました。
この日は何故か非常に暑くて体調は絶不調でした。

帰りも寝台列車です。こちらも「Ｂ寝台」で「さくら」を博多から横浜まで利用
しました。さくら・はやぶさ号にはロビーカーが連結されていますが、たばこを
吸わない人間にとっては「地獄」です。それでも寝台では打ちにくいのでとりあえず
ロビーカーに行きました。

こちらも往きの寝台と同じで目が覚めるとがらがらになってしまいました。
眠くて起きあがるのがしんどかったのですが、育ち故郷である「焼津」通過の
車窓を眺めねばならず（これが寝台を利用する大きな目的だったりする）
浜松出発後に起きあがりました。

焼津は７月に訪れていますので目新しいことはありませんでしたが
いつ見ても懐かしい所です。

焼津通過後はまた寝台に戻って寝てしまいました。

心配していた遅れもなく無事横浜について旅は終了しました。

もう少し長く旅したい気分でしたが、貧乏暇なし。
次は接阻峡温泉にでも行こうかと思案しています。

つづく

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Up Date '03-10-25 Binichi